Le Détroit de Lapérouse
P.B. ル・デトロワ

ラペルーズとは

ラペルーズとは

ラペルーズ(Jean François de Galaup, Comte de Lapérouse)は1741年、フランスのアルビ市生まれの海軍提督、探検家です。

1785年、国王ルイ16世の訓令を受けたラペルーズは2隻のフリゲート艦「ブソル号(La Boussole)」と「アストロラブ号(L'Astrolabe)」を率いブレスト港を出港、世界周航の途に就きます。

1787年、ラペルーズは西洋人として初めて、サハリンと北海道を隔てる海峡を通過します。現在「宗谷海峡」として知られるその海峡は、彼の名を冠し「ラペルーズ海峡」と国際的には呼ばれています。
ラペルーズの生地フランス・アルビ市のラペルーズ像

1787年の、ラペルーズが宗谷海峡を通過する前のことですが、彼は日本海を北上し、サハリン西岸からサハリンへ上陸しています。

当時、サハリンが「島」なのか「半島」なのかは、まだ世界地理上の謎とされていました。ラペルーズはサハリンに住む住民(当時の樺太アイヌ)から、サハリンは「島」であると教わりました。

これは19世紀初頭、間宮林蔵の樺太踏破による確認よりも前の時代のこととなります。
ラペルーズの世界周航地図(ラペルーズ協会提供)
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